わかりやすい説明のコツは文章を短くまとめるか改行をすること

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今では結構、文章を書くのは抵抗ないし好きな方ですが

中学の頃までは
あまり本も読まなかったし
作文なんて超苦手
でした。

でも、高校3年になって
選択授業で小論文を取ったんですね。
現代文がまぁまぁ得意だったので
その延長線上かなーとか

比較的単位取得できる仲の良い先生だったから
選んだということもあるんですけど。

 

その小論文の授業は
毎週月曜の5・6時間目(賞味110分)にあって

毎回、お題にそって800字位書いていく

ということをしていました。

800字なんて最初書けなくて泣きそう
一応、起承転結の基礎を教えてもらいましたが

どうにか単位欲しさに必死こいて
原稿用紙の字数を埋めるだけに徹していました。

 


本当に超適当でした。

 


それでも回を重ねていくと人間は適応するもので
2学期半ばに入るとどうにか文字数稼ぐレベルから
起承転結をちゃんと考えて書けるレベルにはなりました。

 

高校卒業後は浪人生活に突入するのですが
社会人推薦を狙って
英語と小論文に力をいれることになり

ひたすら文章を書いていましたね。

 

毎日、

新聞の投稿欄からピックアップして要点をまとめるとか
入試対策の小論文をひたすら書くとか

そんなことしていました。

この浪人時代はほぼ
小論文のためだけにこの身を捧げていた
と言っても過言ではありません。

 


なので浪人中は文章力の基礎をちゃんと身に付けようと思い
この本を買って何回も読み倒しました。
田村のやさしく語る小論文
田村のやさしく語る小論文(代々木ライブラリー)

この先生の本は

口語体で説明がずっと書いてあって
初心者でも読みやすい

のですよ。

書き方の約束・訓練法・重要な題材の四部構成からなっていて
「作文」から「小論文」までの書き方を
やさしく丁寧に伝授してくれるという秀逸な本でした。

目次からしてもうすごい。

第一部 小論文について知っておくこと 

 ☆「作文」と「小論文」は違うものだろうか
 ☆「作文」と「小論文」はどこが違うのだろうか
 ☆「小論文」には何が必要なのだろうか
 ☆ どうして大学は「作文」「小論文」入試をやるのだろうか
 ☆「独自性」とは何のことだろうか
 ☆ なぜ「独自性」が必要なのだろうか
 ☆「高度性」とは何のことだろうか
 ☆ どういう事を書くとよいのだろうか
 ☆ どんな勉強をしたらよいのだろうか
 ☆ 何に見慣れればよいのだろうか
 ☆ 新聞のどこを見ればよいのだろうか
 ☆「見る」と「読む」の違いはどこにあるのだろうか
 ☆「読む」のに必要な力はどんなものだろうか
 ☆ 読んだことはどうすれば役に立つのだろうか
 ☆「考える」とはどういうことをすることなのだろうか
 ☆「納得」したらどうするのだろうか
 ☆「反発」したらどうするのだろうか

これでまだ一部ですよ。4部までありますからね。

今でも売っています。

まぁ、大学入試の小論文に特化したものになっていますが
文章を書く上での基礎的な考え方など
この本が導入するにはもってこいな気がします。

私は浪人時代この本を読んでから
文章を書くことに全く抵抗がなくなりました。
大学には受からなかったけどね!

 

話が逸れましたが

後にインターネットが世に出てHPやブログの黎明期があって
ネットマナーとか色々洗礼を受けつつ
個人ブログや某巨大掲示板で
好き勝手に色々書いていたら今に至りますが

ブログの書き方って
結構勉強になるなぁと思います。

 

「人にわかりやすく」

 

と当時師事していたメンターから口を酸っぱく言われて

 

内容は勿論なのですが文章構成も大事だな

と実感するんですよ。

 

例えば見栄え。

だらだらと長く書かれている文章って
正直読む気無くしますよね。

長いなら長いなりに
適度な漢字・カタカナの使用と改行が必要です。

例えば
こんなふうにひらがなだらけだとよみづらくありませんか?そしてさらにかいぎょうがないとめりはりがまったくなくてすとれすですよね。

 

↑を直すと
こんな風にひらがなだけだと読み辛くありませんか?
そして更に改行がないとメリハリが全く無くてストレスですよね。

 

となります。

全然見違えますね。

だけど、

漢字やカタカナを使っていても
改行がなければ読み手は読み辛いと思って飛ばします。

 

後は適度な装飾。

だったり
太字だったり
文字の大きさだったり

 

メリハリが大事なんです。
スタイルいい女性みたいに。

少女ファイト少女ファイト7巻(©日本橋ヨヲコ)
(日本橋ヨヲコ先生はホント惚れ惚れするイラストを描くなぁ)

 

そして書いたらプレビューで確認!

 

コレやらないとダメ、ゼッタイ。

 

誤字脱字の確認もできるし
実際どんな感じで読者が見るかという
読者目線を確認するために必要なんです。

 

読み手にはどう映るのかを念頭に置いてブログ記事を書く。
これも気遣いですね。

 

どこまで書けばどの環境でも適度な改行がされるのか
考えないと読者は恐らく離れていきます。

そこで文章を短くまとめるということも必要なんです。

例えば
100%伝えたいのをグッと堪えて80%くらいにするとか。

全部伝えてもつまらないので
読者に20%は想像してもらうとか。

Simple is Bestだったりします。

 


そんなこと書いている私ですが
まだ文章も修行中なので
このSimpleがなかなか難しいんですけどね。
リアル生活での断捨離みたいに。

 


★チラ裏な雑談★

社会人推薦で必要だった英語の基礎的なことにも
力を入れていましたが

それ以外はホントポンコツだったんですよねぇ…。

浪人時代は予備校行っていましたが
古文なんて「あさきゆめみし」を授業中に
講師の前で堂々と読んでしまうという舐めた生徒でした…

今、当時に戻ったら自分に小一時間説教したいよねホント…(´・ω・`)

あ、あさきゆめみしはマジ名作です。
源氏物語を勉強したい時に読むと入りやすいので
おすすめです。

 

 

あと、気遣いって無茶苦茶大事だったりするよね。

 

 

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