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【注意】
今回はただひたすら
キリンジについて
語っているだけの
コアな記事です。
私がキリンジ(の曲)と出会ったのは
今から１１年前の2006年でした。
友人に
勧められた曲の中に
キリンジの曲があって
何気なく聞いていたのですが
気付いたらある曲を
ヘビロテしていました。
そこからキリンジワールドに
引き込まれます。
キリンジってなに？
1996年に堀込高樹氏(以降高樹)と
堀込泰行氏(以降ヤス)により
結成された兄弟デュオで
初期は冨田恵一氏による
プロデュース曲が多いです。
楽曲は文学的な歌詞とメロディにより
引き込まれたファン多数。
ちなみに以前N○Kにて放送されていた
佐野元春氏のザ・ソングライターズで
「キリンジを聴くと
複雑な情景が浮かんでくる」
と言わしめたほどの実力。
ちなみに2013年にヤスが脱退後
複数人が加入して
現在はバンド形態を取っています。
※2020年5月追記
なお、KIRINJIは2020年をもってバンド活動終了予定です
堀込兄弟の魅力
声は兄弟なので
ほぼ似ているのですが
兄弟時代の
メインボーカルはヤスで
作詞作曲を主にしていたのが高樹
でした。
彼らの曲を聴くと
情景が浮かぶんですね。
まるで小説を読んでいるかのように。
だけどズバッとそのものを
言うわけでもなく。
余計なことを言わずに
伝えることが出来るんですよね。
上品なメロディと
文学的な歌詞がとても心地よくて
ついつい引き込まれてしまう。
感覚的に惹かれてしまうのは
恋愛のようです。
あとはなにげに兄弟時代は
エロス曲満載です。
おすすめのキリンジ曲
独断と個人的好みでオススメ曲を挙げます。
１：イカロスの末裔
一見ポップで明るい曲なのですが
一言で言えば
『若気の至り』ですね。
イカロスって
ギリシャ神話に
出てくるのですが
その話は
蝋で作った翼で空を飛んだが
若さゆえか飛ぶことに夢中になり
太陽に近づきすぎた故に
蝋が溶け翼を失い墜落死したというもの。
この曲では
恋に夢中になりすぎた
若者が一度は迎える破局（墜落）と
リンクさせている…感じ。
いたるところに
文学的な毒づきがあっていいです。
(ニコ動はスマホでは見れないかも…）
キリンジ 「イカロスの末裔」
２：エイリアンズ
2017年春頃はLINEのCMで流れていたので
耳にしたことある方多いと思います。
もうヤスが脱退して
4年経った2017年に
この曲をCMで聴けるとは思わなくて
当時はびっくりでした。
曲については
以前ヤスがN○Kの音楽番組で
下記のように言っています。
僕たちが育った東京近郊、西武線沿線の、
どこにでもあるような区画整理された街って
地方都市の象徴的な風景だと思うんです。切り取り方やフォーカスの当て方を変える事で、
つまらない街の風景も
ロマンチックなものに出来るんじゃないか、
そうした試みに意味があるんじゃないかと
信じてこの曲を書きました。
もう言うことはありません。
聴いてください。
３：乳房の勾配
もうこれほどタイトルや歌詞が
ド直球なのに何故か上品に聴ける曲はないです。
初めて聴いた時
ゾクゾクしました。
高樹もよくあんな言い回し
思いつくのかと思うし
ヤスも平然と歌いこなす。
ある意味最強の曲だなと思います。
そう思えるのは
冨田恵一氏のアレンジ
もあったからこそですが。
バックのホーンがたまらなく
浮かぶ情事の情景に
大人の色気を感じます。
できることならカラオケで
歌ってみたいですが
未だにどこも導入されていません…
(´・ω・`)
そんな曲を是非原曲で聴いて欲しいです。
(ニコ動しかなくてごめんなさい…スマホでは見れないかも)
下記動画では５：１１あたりから
この曲が始まります。
（コメント非表示(右下吹き出しクリック)推奨。ニコ動慣れているなら表示もOK）
【ニコ動】キリンジ｢癇癪と色気｣｢乳房の勾配｣
ヤス脱退後ファンは
キリンジ屋号引き継いだ高樹による
バンド形態を聴いていくファンもいれば
違和感を感じて
メインボーカルだった
ヤスのソロを
追いかけるファンもいます。
曲調的に違和感がないのは
恐らくヤスのソロなんですが
物足りなさを感じてしまう人もいますね。
私はヤス脱退で
キリンジに関して
一区切りとしてしまったので
両者とも聴いていないのですが
願わくばまた
兄弟同じ舞台で歌う姿見たいなぁと
思っちゃいます。
懐古厨と言われれば
それまでなのですが。
冒頭で言っていた
ヘビロテしていた曲はこちら。
キリンジ – 双子座グラフィティ
以上、「キリンジ（掘込兄弟）の曲について語ってみる」でした
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